腱鞘炎に注意!
赤ちゃんが生まれると普段の生活から一変するのは誰しもが予測できることかと思います。
ミルクや授乳、オムツ交換、沐浴(入浴)・・・。
これまで経験したことのない出来事が山積みです!
長男が生まれた頃は、私たち夫婦も一日一日があっという間で、常に赤ちゃんを主軸に置いた生活なので、泣いている理由にもよるけど、その都度赤ちゃんの要求に答えなければなりません。
それが、楽しいと思う人もいれば、大変だと思う人もいるだろうけど、私は大変さはあるけど、それも楽しさだなって思っていました。
赤ちゃんが泣いている理由を考えるのが好きなのかもしれません(笑)
そんな慌ただしい日々が続く中で、必ず赤ちゃんを抱っこすることが多くなるかと思います。
特に、生まれてから首がすわるまでは頭もとても不安定で、過度に力が入ってしまう方も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんを抱っこする時に、みなさんどのように抱っこしてますか?
手首や指先に力が入っていませんか?
出産前に各自治体で開催している“〇〇教室”みたいな行事に参加し、一通りの動作を模擬練習された方もいらっしゃると思います。
私も体験しましたが、練習では人形を使うので、やはり実際に赤ちゃんの面倒を見るとなると負担は全然違いますね。
特に感じたのは・・・抱っこする時や沐浴時に、手首だけで抱っこすることは避けてください!
赤ちゃんはだいたい3~4㎏くらいで、とても軽く感じるから、意外と負担には感じないと思う人も多いかと思いますが、それが毎日続いたら普段負担のかかっていないところに負荷が加わり、身体を壊しかねません。
負担が蓄積されると、いつか爆発してしまいます!
それが、腱鞘炎となって症状として出てきてしまう人もいるでしょう。。。
そもそも“腱鞘炎”とは何か。
【腱鞘炎】
腱鞘(けんしょう)に何らかの理由で痛みや通過障害を起こすことをいいます。
腱鞘炎を発症した場合、局所の安静を図ることが大切です。
参考:メディカルノート
一度腱鞘炎になってしまうと、症状があるけど、赤ちゃんの面倒も見なければならないため、なかなか治りが遅くなってしまいます。
そのために、腱鞘炎になる前にしっかりと予防していかなければいけません。
私も、長男の時はそんなに気にしないで抱っこを繰り返してしまい、軽い腱鞘炎になったのを覚えています。
私なりのポイントとして、
①赤ちゃんは自分にしっかり寄せて抱っこしてあげる。
②必要以上に立って抱っこする時間をつくらない。
③沐浴時には肘が支えとなるような工夫をする。
赤ちゃんをしっかり自分に寄せてあげることで、手首や指にかかる負担を軽減させます。
自分から離れた状態で抱っこしてしまうと、不安定さも強くなり、赤ちゃんが動いてしまったら余計に負担がかかります。
しっかりと包み込むように抱っこしてあげることが大切です!
また、なかなか泣き止まない時につい長い時間抱っこしてしまうこともあるかと思います。
そういう時も、立って抱っこし続けると負担になってしまうので、適宜座る時間をつくって自分の身体を守ることが大切です。
沐浴の時は、赤ちゃんもなかなかじっとしてくれず、手首に負担がかかってしまうので、必ず肘を浮かせないように支点をつくってやってあげると良いかと思います。
そんな取り組みを長女の時には実施し、特別どこかに痛みが出ることもなく経過しています!
なかなか初めての経験ばかりで余裕もなく、バタバタしてしまうことが多いと思いますが、一度自分の身体に目を向けて、無理をしてないか?どこかに負担がかかってないか見つめ直す時間があると良いですね。