モンテッソリー教育から学ぶ②
今回は親の言葉について考えたいと思います。
モンテッソリーは膨大な文献の中に”遺伝”という言葉が出てこないそうです。
“子どもはすべてのことができるように生まれてくるのです。もし、できないことがあるとすれば、物理的に不可能な環境にあるか、どうすればいいのか、やり方がわからないのです。”
この基本的な考え方があるからこそ、親が子どもを叱る時の発言には注意した方が良いとされています。
例えば“ダメでしょ!”。
これだけを子どもに言っても、子どもには伝わりません。
どうすれば良いのか?細かく伝えてあげないと正しいやり方を子どもは考えることが難しいです。
日常的な生活で、椅子の上に立っている子どもに注意する時、“椅子の上に立ったらダメでしょ!”ではなく。“お尻をここにしっかりつけて座ろう。”っと具体的なアドバイスが必要です。
他にも”ちゃんとしなさい!”や“何度言ったらわかるの!”なども同じで、子どもにとっては“ちゃんとしたやり方”や”何かしらの原因”が分からないため、親が見本を見せてあげるなり、的確なアドバイスが必要であるとしています。
私も子どもたちと話をする時は意識してますが、ついつい言ってしまうこともあります。
そういう時、言ってしまっても子どもの反応をみて分からなそうであれば具体的なアドバイスをするように心がけています!
また、分かりやすく説明しているつもりが、子どもにとっては逆に分かりにくく理解してもらえないこともあるため、最近では必ず最後に今言ってること分かった?っと聞くようにしています。
あまり使ったことがない用語を使った時も、この言葉分かる?と聞き、子どもが分からないという時はより分かりやすく説明します。
2歳の長女はまだまだ言葉の理解が不十分のため、このようなことはやりませんが、5歳の長男は親の言っていることを理解できます。
また、ふざけてしまうことや注意されてしまうことも多々あり、その都度上記のようなことに気を付けて会話をすると長男も理解してくれます。
他にもまだまだありますが、基本的な考え方があるので、それをベースに的確なアドバイスや原因分析をした上で子どもに伝えてあげることが大切だと思います!
子どもは親(大人)の言うことをよく聞いてます!
聞いているからこそ、親(大人)は子どもにしっかり伝わるようにお話をしなければなりませんね。
私もまだまだ未熟です。
子どもと一緒に成長していきたいと思います!!